先端から動いて行くという動き。
人は日常でもそうやって動いているはずなのだが、対象にたいして過剰に反応してしまうことからその動きがずれてくる。
そのことは、頭が考えすぎて分析することで予測が働き、過去の経験からこれから起こると予想されることにたいして防衛しようと動いてしまい起こってくる。
これらは理屈でわかっていてもしょうがなく、体がその予測症状に頼ることなく、自らがその自分の本来持っている能力を信じてあげる必要がある。
体は非常事態に陥ったとしても、それに慌てず対処できる方法を持っているのだから。
それにはまず自らの身体を注目することはもちろんだが、素直であることが大事となる。
素直とはなんでも受け入れようとする状態ではなく、自分が心から納得し、そのことにたいして良いと思うかどうかを見極められる状態のことをさす。
難しいと思うこと、もしくはわからないと思うことがあれば、それはそれぞれ難しいと思わない範囲・わかるところから始めてみればいい。
身体を探求するのであれば、とまることはなく、保守的にもならず、ただ素直であること。
それがまず大事なことであり、始まりなのだろう。
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