気づくと11月。
今月後半は国外遠征予定のため、いつもの講習会が前半に固まっており、なかなか慌ただしい。
しかし身体の探求をするには、予定が詰まっているほうがドンドン気づく事が多くなり充実してくる。
日常の細々としたこととの折り合いは適度に見守りつつ、日々を過ごして行く。
最近の講習会ではもっぱらやっていることが、「指先から動く」ということ。
何気ない動作に見えながらもそこに詰まっている可能性は大きい。
日常のどんなときにも発見と稽古が同時にでき、それが様々に応用できてくる。
それに関連して、以前よりも抜刀の奥深さとその動作の妙にぐっとくるものがあった。
普段の生活の中で道具を使っての探求はあまりしていなかったが、刀の深さに感じ入ってからは少し刀と過ごす時間を作るようになった。
とはいえ、形ばかりを追っていてはなにもできず、やっていることは刀を持ったときに私の中に残る印象を味わっているばかりである。
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