2012年10月3日水曜日

2012.10.3の思事

熱いものを口にするときに、「ふぅーふぅー」とする。
ほとんどの人がこれをしているはずだ。
この動作は熱いものに息をふきかけて冷ますために行っている、という認識の人がほとんどだろう。

しかし、「ふぅーふぅー」をする意味は違うのではないかと思う。
本来、「ふぅーふぅー」は対象のものを冷ますためではなく、熱いものを口に入れても大丈夫な口の状態をつくるための動作ではないだろうか。

猫舌の人が熱いものが苦手なのは、「ふぅーふぅー」による口の状態を作ることが苦手なだけなのではないだろうか。
熱いお茶などを飲む際にも、数回「ふぅーふぅー」しただけではそこまで温度を下がらないように思えるし。

私達はプールや川など高いところから飛び込みをする前に「ふぅー」と息を吐く。
これは、飛び込みが身体に大きな刺激があることがわかっているからこそ、身体が飛び込みに対応するための状態を整えている行為なのだと思う。
同じように、熱いものを口にするということも身体からすればかなり強い刺激であるわけだから、身体はそれなりの覚悟を持って熱いものを受け入れる必要があるのだろう。

「ふぅーふぅー」は身体が熱いもの取り入れる準備動作。
そう思ってみると、今までとは違う感じが味わえるのではないだろうか。

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